用途
成人の知能を評価
診療報酬点数
450点
評価方法
神経心理検査(客観的評価)
評価項目
全検査IQ、言語理解、知覚推理、ワーキングメモリー、処理速度
概要
■WAIS-IVとは
WAISは、1995年に開発された知能検査であり1、これまでに数回の改訂が行われ、最新版となるFourth Editionは2008年に作成された2。16歳~90歳までの青年および成人の知能を測定可能であり、日本語版も作成されている3。基本検査10項目、補助検査5項目より構成されており、基本検査10項目の検査を実施することにより全検査IQ、言語理解、知覚推理、ワーキングメモリー、処理速度について評価可能であり、補助検査5項目を実施することにより一般知的能力(全検査IQからワーキングメモリーと処理速度の影響を除外したもの)について評価可能である。
■評価方法
WAIS-IV知能検査の構成は以下のとおりである。
基本検査
言語理解:類似、単語、知識
知覚推理:積木模様、行列推理、パズル
ワーキングメモリー:数唱、算数
処理速度:記号探し、符合
補助検査
言語理解:理解
知覚推理:バランス(16~69歳)、絵の完成
ワーキングメモリー:語音整列(16~69歳)
処理速度:絵の抹消(16~69歳)
■評価時間
約60~90分
出版元
- 日本語版
株式会社日本文化科学社
〒113-0021 東京都文京区本駒込6-15-17
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