DRS(Decision Regret Scale)

用途

医療上の意思決定後の後悔を評価
 

診療報酬点数

該当せず
 

評価方法

患者による自己記入式
 

評価項目

治療の満足度、意思決定の葛藤、アウトカム
 

概要

DRSとは

DRSは、医療上の意思決定後の後悔について評価する評価尺度であり、5項目から構成されている1。内的一貫性が示されており、「医療上の意思決定後の後悔」の評価に有用なツールであると考えられている。日本語版は丹野らによりその信頼性と妥当性が検討されており2、Ottawa Hospital Research InstituteのウェブサイトからPDFファイルをダウンロード可能である3。 

■評価方法

患者が治療を決断した後に抱く後悔などについての5つの質問に対し、5段階(1:非常にそう思う、2:そう思う、3:どちらでもない、4:そうは思わない、5:まったくそうは思わない)で評価する。
 

■評価時間


約1~2分
 


連絡先


 

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参考文献

  1. Brehaut JC, et al. Comparative Study Med Decis Making. 2003;23:281-292.
  2. Tanno K, et al. J Nurs Meas. 2016;24:44E-54E.
  3. Ottawa Hospital Research Institute
     https://decisionaid.ohri.ca/docs/develop/Tools/Regret_Scale_Japanese.pdf(2024年7月9日閲覧)