用途
全般状態の評価
診療報酬点数
該当せず
評価者
面接者による評価
評価項目
全般状態
概要
■CGIとは
CGIは、米国国立精神衛生研究所(National Institute of Mental Health;NIMH)が1976年に発表した、精神疾患を有する患者の重症度を全般的印象で評価・数値化する評価尺度である1。CGIには下位尺度として、症状の重症度を評価するClinical Global Impression-Severity(CGI-S)と、初回時評価以降の病状改善度を評価するClinical Global Impression-Improvement(CGI-I)がある。両者ともに、診療での患者との直接対面をもとに、評価時以前7日間での当該精神疾患の病状全体を評価し、数値化するものである。対象となる精神疾患に基本的に制限がないため、うつ病や統合失調症のほか、社交不安障害、双極性障害、アルツハイマー病など、さまざまな疾患の症状の評価にも用いられる。
■評価方法*
CGI-Sは、0を判定不能とし、1(正常)~7(最重症)の8段階で評価する。
CGI-Iは、0を判定不能とし、1(著明に改善)~7(著明に悪化)の8段階で評価する。
*評価項目は英語のオリジナル版の参考訳を掲載しており、和英に齟齬があるときはオリジナル版の英文が優先する。
■評価時間
約1分
連絡先
パブリックドメインに属するため、許諾の必要なく使用可能
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