PQ-LES-Q(Pediatric Quality of Life Enjoyment and Satisfaction Questionnaire)

用途

日常生活の様々な場面で経験する楽しさや満足度の評価
 

診療報酬点数

該当せず
 

評価者

患者による自己記入式
 

評価項目

健康、気分、感情、学校/学習、社交など

*この評価項目は英語のオリジナル版の参考訳を掲載しており、和英に齟齬があるときはオリジナル版の英文が優先する(2024年11月12日時点で日本語版は未作成)。
 

概要

■PQ-LES-Qとは

PQ-LES-Qは、小児~青年期のQOLを評価するためにEndicottらにより開発された、15項目から構成される評価尺度である1。PQ-LES-Qの項目選定にあたっては、(1)小児・青年の診断・治療経験のある臨床医、(2)小児・青年の質問紙使用経験のある臨床研究者、(3)質問紙開発経験のある心理測定者(Q-LES-Qオリジナル開発者を含む)で構成される専門家らにより実施された。読解力の乏しい小児には質問を読み聞かせることが可能であるものの、ほとんどの小児~青年が無理なくアンケートに回答できるよう、必要とする読解力を低く抑えるよう工夫されている。
 

■評価方法

以下の項目*について、過去1週間の状態を最も悪い~最も良いの5段階で評価する。

  1. 健康
  2. 気分/感情
  3. 学校/学習
  4. 家事の手伝い
  5. 友人との関係
  6. 家族との関係
  7. 遊び/余暇の過ごし方
  8. 物事の完了
  9. 愛情/情動
  10. 物の入手/購入
  11. 住まい
  12. 集中
  13. 活力
  14. 自身に対する評価
  15. 生活全般

*この評価項目は英語のオリジナル版の参考訳を掲載しており、和英に齟齬があるときはオリジナル版の英文が優先する(2024年11月12日時点で日本語版は未作成)。

 


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参考文献

  1. Endicott J, et al. J Am Acad Child Adolesc Psychiatry. 2006;45:401-407.