MoCA-J(Montreal Cognitive Assessment-Japanese)

用途

軽度認知障害のスクリーニング

 

診療報酬点数

80点
 

評価方法

患者による自己記入式

 

評価項目

視空間/実行系、命名、記憶、注意、言語(復唱、語想起)、抽象概念、遅延再生、見当識

 

概要

■MoCA-Jとは

MoCAは、2005年にNasreddineらにより開発された、認知症スクリーニング検査のためのツールである1。MoCAの特徴として、Mini-Mental State Examination(MMSE)では健常範囲のスコアになる軽度認知障害患者をスクリーニングすることが可能という点が挙げられる。MoCAの日本語版であるMoCA-Jは、2010年に鈴木らにより作成されており2、英語を和訳するのではなく、日本語へと変換した場合の音節数や頻度等を考慮し工夫して作成された3。なお、スクリーニングが主な目的であるため、認知機能改善などのアウトカムの指標として用いる際には注意が必要である。

 

■評価方法

8項目[視空間/実行系、命名、記憶、注意、言語(復唱、語想起)、抽象概念、遅延再生、見当識]について、30点満点で評価する。25点以下であれば軽度認知障害が疑われる。

 

■評価時間

約10分

 

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参考文献

  1. Nasreddine ZS, et al. J AM Geriatr Soc. 2005;53:695-699.
  2. Fujiwara Y, et al. Geriatr Gerontol Int. 2010;10(3):225-32.
  3. 鈴木宏幸, ほか. 老年精神医学雑誌. 2010;21:198-202.