QIDS(Quick Inventory of Depressive Symptomatology)

用途

うつ病の重症度を評価
 

診療報酬点数

該当せず
 

評価方法

患者による自己記入式/面接者による評価
 

評価項目

以下の16項目について評価する

・睡眠(項目1~4)
・気分(項目5)
・食欲/体重(項目6~9)
・集中力/決断(項目10)
・自己の評価(項目11)
・自殺企図(項目12)
・興味/活力(項目13~14)
・精神運動状態(項目15~16)
 

概要

■QIDSとは

QIDSのオリジナルはRushらにより開発された1、16項目から構成される評価尺度である。アメリカ精神医学会が作成するDSM-IVの診断基準に対応しており、うつ病の重症度を評価できる。この評価尺度は、STAR*D試験などの大規模臨床試験で採用されている2

John RushらはQIDSの開発以前にInventory of Depressive Symptomatology(IDS)という、DSM-IIIの「大うつ病性障害」の診断基準に含まれるすべての項目が網羅されている30項目から構成される評価尺度を開発しており3、QIDSはそのなかから16項目が抽出されたものである。なお、オリジナルのQIDSとIDSには、それぞれ患者評価のself-report版(QIDS-SR、IDS-SR)と医師評価のclinician-rating版(QIDS-C、IDS-C)の2種類がある。QIDSの日本語版であるQIDS-Jは藤澤らにより作成された4
 

DSM:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders
STAR*D:Sequenced Treatment Alternatives to Relieve Depression

 

■評価方法

各項目に0~3点で点数をつける。睡眠(項目1~4)、食欲/体重(項目6~9)、精神運動状態(項目15~16)は、それぞれ最も点数が高いものを採択、それ以外の6項目はそれぞれの点数を採択し、その合計点数(0~27点)で評価する。重症度は以下のように判定する。

・  0~  5点 正常
・  6~10点 軽度
・11~15点 中等度
・16~20点 重度
・21~27点 きわめて重度
 

■評価時間3

約5~7分
 

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参考文献
  1. Rush AJ, et al. Biol Psychiatry. 2003;54:573-583.
  2. Rush AJ, et al. Am J Psychiatry 2006;163:1905-1917
  3. Rush AJ, et al. Psychiatry Res. 1986;18:65-87.
  4. 藤澤大介, ほか. ストレス科学. 2010;25:43-52.
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