WLQ-J(Work Limitations Questionnaire-Japanese)

用途

労働遂行能力を評価
 

診療報酬点数

該当せず
 

評価者

患者による自己記入式
 

評価項目

時間管理、身体活動、集中力・対人関係、仕事の結果
 

概要

WLQ-Jとは

WLQは、1998年にLernerらにより開発された、慢性的な健康問題や治療が仕事中に及ぼす影響(業務上の制限)を評価するための評価尺度である1。Presenteeismによる労働遂行能力の低下について評価するための、4つのドメイン(時間管理、身体活動、集中力・対人関係、仕事の結果)、25項目から構成されている。なお、8項目から構成される短縮版もある1。WLQの日本語版(WLQ-J)は、井田らにより2012年に作成された2
 

■評価方法

時間管理(5項目)、身体活動(6項目)、集中力・対人関係(9項目)、仕事の結果(5項目)の4つのドメイン、25問の質問項目に対して1~5(常に支障があった~まったく支障はなかった)の5段階、または「私の仕事にはあてはまらない」を選択して回答する。
 

■評価時間

5~10分
 


連絡先

  • 日本語版

SOMPOヘルスサポート株式会社
産業保健サービス部
サービス業務グループ
URL:https://www.sompo-hs.co.jp/service/llax_wlq-j/


 

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参考文献

  1. Lerner D, et al. Med Care. 2001;39:72-85.
  2. 井田浩正, ほか. 産衛誌. 2012;54:101-107.