用途
機能障害の評価
診療報酬点数
該当せず
評価者
面接者による評価
評価項目*
自律性、職業的機能、認知機能、経済的問題、対人関係、余暇時間
*この評価項目は英語のオリジナル版の参考訳を掲載しており、和英に齟齬があるときはオリジナル版の英文が優先する(2024年10月25日時点で日本語版は未作成)。
概要
■FASTとは
FASTは、スペイン・バルセロナの双極性障害プログラムにより開発されたもので、精神障害者が経験する主な問題に焦点を当て、機能障害を評価する1。自律性、職業的機能、認知機能、経済的問題、対人関係、余暇時間の6つの機能領域における障害や不自由さを評価する24の項目で構成されている。双極性障害のほか、自閉症スペクトラム障害2や統合失調症3などでもその有用性が検討されている。FASTはもともと面接者が評価するための評価尺度として開発されたが、最近では患者自身が評価するためのものの作成も検討されている4。
■評価方法
自律性(4項目)、職業的機能(5項目)、認知機能(5項目)、経済的問題(2項目)、対人関係(6項目)、余暇時間(2項目)について、各項目を0~3(障害なし~重度に障害されている)の4段階で評価する。
■評価時間
約5~10分
連絡先
- オリジナル版(2024年10月25日時点で日本語版は未作成)
Contact:Dr. Eduard Vieta
Email:evieta@clinic.cat
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