TRS(Tachikawa Resilience Scale)

用途

レジリエンスの評価
 

診療報酬点数

該当せず
 

評価方法

患者による自己記入式
 

評価項目

個人的能力、自己と人生の受容、ストレスマネジメントなど
 

概要

■TRSとは

TRSは、2013年にNishiらにより作成された、レジリエンスを評価するためのツールである1。レジリエンスに特化した評価尺度がいくつか作成された経緯があるものの、レジリエンスの質は文化的な影響を受ける可能性がある。そこで、TRSは日本人向けに精神疾患を持たない日本人の交通外傷の生存者の非構造化面接から得られたデータに基づいて作成された。この10項目から構成されるTRSの信頼性と妥当性については、会社員523名と精神科外来患者140名を対象に実施した横断研究で検証されている。
 

■評価方法

ストレスへの対処法について以下の項目を7段階(1:まったく当てはまらない~7:とても当てはまる)で評価する。

  1. 苦しい状況でも、何とかなると思える
  2. どうにもならないことに関しては、仕方がないと受け入れる
  3. 気持ちのきりかえは得意なほうだ
  4. 苦しいとき、もっとひどいことが起こっていたかもしれないと想像すると、まだよかったと思える
  5. 自分に悪影響を及ぼした相手に怒りを感じたとしても、あまり長続きしない
  6. 苦しいときでも、自分らしくいることができる
  7. 自分の力でどうにもならないことは、気にしない
  8. 苦しい状況にあっても、ある程度はその状況を楽しめる
  9. 自分に合ったストレスの乗り越え方をいくつか知っている
  10. できないことがたくさんあっても、できることを精一杯やることが大切だと思う
     

■評価時間

1,2分
 

連絡先

東京大学大学院 医学系研究科 精神保健学分野
教授 西 大輔 先生
Email: d-nishi@m.u-tokyo.ac.jp

 

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参考文献

  1. Nishi D, et al. Psychiatry Clin Neurosci. 2013;67:174-81.